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鹿野ふるさとミュージカルvol.5

鹿野には、かっぱやまどりくもの糸

脚本・演出 菅沼 潤    作曲・上萬雅洋

BGM:「序曲」/上萬雅洋作曲

あらすじ

 1600年頃、譲伝寺の池に、いたずら好きの河童「川太郎」が棲んでいた。今日も、通りかかった村人「与太」を、得意の妖術でからかうのだが、猪うちの「杉次郎」が心根の優しい旅の娘を妻に迎えたことを見聞きするにつけ、いつしか人間になりたいと願うようになっていった。
 そんなある年、鹿野はひどい干ばつに。譲伝寺の「宗恕和尚」から人間になるためのヒントを聞き出した「川太郎」は、世のため人のため、雨を降らせてくれるよう龍王に願うべく、日夜厳しい修行に没頭した。その甲斐あってか、やがて鹿野は恵みの雨を迎える。
 そして、人のために尽くす喜びを知った「川太郎」は、和尚の制止も振り切り、休む間もなく次なる難題に。かねてより鷲峰山に出没し、村人を苦しめ続けていた巨大な毒蜘蛛退治に立ち向かう。
 しかし、毒蜘蛛の力は巨大であり、妻「おしの」から託された秘矢を手に駆けつけた「杉次郎」の目の前で、さすがの「川太郎」も倒されてしまう。そして、「杉次郎」の妻「おしの」も・・・・・・


村人も勢ぞろい。雨乞い儀式は最高潮に。

 鹿野城主亀井公が菩提寺とした「譲傳寺(じょうでんじ)」は、因幡国の曹洞宗の本山で、鹿野温泉の南西端にあります。そして、どの川がそうだったのかわかりませんが、お寺の近くの川淵には、人々をひどい日照りから救ってくれた「河童」が棲んでいたと伝えられています。
 現在、譲傳寺周辺には温泉公園や温泉病院、老人保健施設などが集積され鹿野町の福祉・保養ゾーンとして今なお多くの人々のやすらぎの里となっています。


作詞 菅沼 潤 作曲 上萬雅洋
ここはやすらぎの里
ここで育った 魂の集まり
永久の命は ここに生まれて
大空羽ばたいてゆくの
キラキラと水玉が光る川
それは大海原へ注ぐの
海と空 相寄る彼方
そこには温かい港があるの

この里に生きて この海に甘えて
雲に語りかけ 明日の歌を聴く
ふるさとの思い 涙が溢れる
ここに生まれ
ここに生きる喜び