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さんこういん
 北頭山三光院。上町の東端、水谷川沿いにあります。寺伝によると808(大同3)年に鹿野の南岩見谷に蔵王権現が現れ出たので大日寺などを建てて国の祈願所としたと書かれています。その後戦乱の世となり大日寺は鹿野の下町北裏に移されて大日如来をまつり隆養が堂を守っていました。1588(天正16)年抜提河の旧河淵(上町北裏の西よりの地)に夜毎に光が立ち空まで照らすのを人々が怪しみ領主亀井茲矩に告げたので、茲矩は隆養に命じて探らせたところ薬師如来、観音菩薩、勢至菩薩の3尊像を得ました。茲矩はこの淵を埋めて長さ60間(108m)幅30間(54m)の寺地を造らせ、ここに7間(12.6m)4面の伽藍を建立して3尊像を納め、盛大に入仏式を行い北頭山三光院と号させ鹿野城の鎮護としました。池田輝澄は霊夢によって薬師如来のお告げを受け現在の地に寺を移しました。1642(寛永18)年のことで、この年大日寺の本尊大日如来も三光院に移してまつりました。
 その後三光院は修験道当山派に属していて、祈祷の寺ととして有名でたくさんの信者がお参りしていました。
1983(昭和58)年庫裡を再建し1994(平成6)年には本堂も新しく建て直されました。本尊の薬師如来立像は1957(昭和32)年に県の保護文化財に指定されています。

さんこういん


 真言宗醍醐派

 醍醐寺(京都市)

 薬師如来



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