じょうとくじ 西向山浄徳寺。紺屋町の北側にある寺でもとは町並を外れた北にあったそうです。寺伝によると1624(寛永元)年に伊吹入道正西によって開かれ、西向山浄徳寺の号を1669(寛文9)年に認められ、木仏(本尊)を1676(延宝4)年に本山からいただきました。本尊阿弥陀如来像は春日の作といわれ、寺の貧しいとき本尊が托鉢僧となって町内を回り集まった供米が毎朝仏前に供えられていたと伝えられています。
1716〜36年(享保年間)に洪水によって本堂も本尊も流されてしまいました。ようやく1761(宝暦11)年に寺を今の地に再建し、流された本尊は拾い上げられて勝島大明神に安置されていたのを、本尊の夢のお告げによってお迎えして帰り遷仏式を行ったといいます。
1918(大正7)年本堂の大改修を行い屋根も草葺を瓦葺に替え、1932(昭和7)年には庫裡の規模を改めて新築しました。釣鐘は1943(昭和18)年に供出していたので1961(昭和36)年に鐘楼の修理をして新しく造りました。1983(昭和58)年には本堂の屋根瓦を新しく葺替えました。 |
 |